麹町管内税務連絡協議会主催の新年賀詞交換会に出席しました。
麹町管内税務連絡協議会は、東京税理士会麹町支部、麹町納税貯蓄組合連合会、麹町青色申告会、麹町法人会、麹町間税会、東京小売酒販組合麹町支部、麹町優申会といった団体が連携し、地域に根ざした活動を行っています。

私は麹町法人会女性部会に所属、地域課題の解決を目的とした広報・啓発活動から、実際の取り組みの実行までに関わっています。
当日は、日頃お世話になっている方々や、以前からご挨拶したいと思っていた方ともお話しすることができ、終始和やかで心豊かな時間となりました。

今回の会場は、日本工業倶楽部会館。
東京駅北西側に位置し、新丸の内ビルディングなどの高層建築に囲まれた場所にありながら、凛とした存在感を放つ建築です。以前から気になっていた建物でしたが、今回初めて訪れる機会を得て、より印象深い時間となりました。

日本における数少ない本格的なセセッション様式の建物で、「雅にして堅」を旨とした意匠が随所に感じられます。国賓を迎えることも想定された正面入口にはドリック・オーダーが配され、時代を超えて大切に守られてきた建築文化の重みを感じました。
(引用:文化遺産オンライン)

また、現在休館中(2030年再開予定)の東京・神保町の学士会館や、福澤諭吉が設立した日本最古の社交クラブである東京・銀座の交詢社も、私の特に好きな建築のひとつです。
保存と再生、新旧の対比を明確にしながら価値を未来へつなぐ姿勢は、建築の世界にとどまらず、人との関係性にも通じるものだと感じています。

それは、私が日頃携わっているブランディングの仕事にも重なります。
表層的に整えるのではなく、背景にある理念や歴史、関わる人の想いを丁寧に掘り下げ、時間が経っても揺らがない「らしさ」を伝えていくこと。

当日は、参加者の方々と、千代田区民のイベントやパーティーなどで人が集まる場所が限られているという話題にもなりました。
使用料が高いという課題はありますが、こうした率直な意見交換ができる場があること自体、千代田区がより良くなるための大切な土壌だと感じています。

場の力や空間の持つ意味を感じ取る感性を、これからもブランディングの現場へと活かしていきたいと思います。