東京しごとセンター多摩で開催されている「女性再就職サポートプログラム」は、結婚・出産・育児・介護などによるブランクから、家庭と両立できる再就職を目指す13日間のプログラムです。この度、最終日のフォローアップセミナーを担当させていただきました。
タイトルは『色を味方につけて 自分らしい就活をしよう!』
「自分らしさがわからない」というお悩みにフォーカスし、コミュニケーションツールである「色」を活用したワークショップ中心のセミナーです。
ポイントはノンバーバル(非言語)戦略。
五感の中で視覚が判断材料の87%を占め、その視覚情報の80〜90%が「色」であるとというデータが示しているように、なんとなく選ぶ服装から、「信頼・誠実さ」「気さく・親近感」など、自分をどう表現したいか?によって色選びを戦略的に変えることで、印象をコントロールすることができます。

「私らしさがわからない」
どの現場でもよく耳にする言葉です。今回のセミナーでも、最初は手が止まり「難しい…」
「自分のことを言葉にできない…」と戸惑う方が少なくありませんでした。しかし、グループワークが進むにつれ、「Kさんって、こんなところが素敵ですよね」「私から見ると、こんな強みがあると思います」という声が自然と生まれてきます。すると、自分では当たり前だと思っていた経験や価値観が、実は強みだったことに気づき始めるのです。
元テレビ局ディレクターとして1,000名以上取材してきましたが、人は自分の魅力ほど見えていないものです。だからこそ、他者からの視点が大切であり、皆さんの表情がどんどん変わっていく瞬間が大好きです。人の魅力や強みを見つけることは、ディレクター時代から続く私の仕事でもあります。
後半のテーマは「色を身につける」
多くの方が、「色を意識して服を選んだことがなかった」「無難だから選んでいた」と話していました。しかし、色にはメッセージがあります。信頼感、誠実さ、親しみやすさ、行動力。私たちは言葉を発する前から、色を通じて周囲に情報を伝えています。
就職活動も同じです。「みんなが着ているから」ではなく、「私はこんな印象を伝えたいから選ぶ」へ。外見は単なる見た目ではなく、自分の想いを伝えるコミュニケーションツールなのです。
STERAUMの研修では「自分らしさ」の発見で留めず、自分の強みを理解し、それを相手に伝わる形で表現すること。これは就職活動だけでなく、組織の中で働くすべての人に必要な力です。
また、「面白かった〜」で終わらせず、翌日から実践できる具体的な行動まで落とし込むことを大切にしています。
一人ひとりの強みを可視化し、それを組織の力へ変えていく。
元テレビ局ディレクターとして培った「人を見る力」と、ブランディングの知見を掛け合わせながら、これからも現場で実践できる研修づくりに取り組んでまいります。
