考えぬ人、それが「怪物」
是枝裕和監督、5年ぶりの日本映画として話題をよんでいますね。

視点を変えることで、「怪物」のように見えた人物が、まっとうに見えたり
11歳少年の異変をめぐる物語が視点を変えて3度繰り返されるそうです。

日経新聞からの引用ですが、下記の是枝監督インタビューを読んで
好奇心が掻き立てられている私です。

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人は全体を見ようとしなくなった。
もちろん人は世界を客観的に見られない。
自分の視点からしか見られない。
ただそのことがコロナ禍で顕在化した。
SNSもそうだが、一部だけを見て、叩いて、敵視する。
自分が信じるものだけに囲まれて生きる。
そんなことが世界で起きている
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