セミナー後、質問に来られる女性の多くは「自信がないんです」「”もっと自信を持って”と言われても、自信がないんです」とおっしゃいます。

実力がある女性に見られる「自信ない症候群」は海外ではインポスター症候群として知られる。米フェイスブックのシェリル・サンドバーグ最高執行責任者が著者「リーン・イン」で自身にインポスター症候群の傾向があると記し広まった。自己肯定感の低さは女性に多く、「自分の能力を過小評価する傾向にある」

先日新聞の記事を読みながら、周りの実力がある女性達の顔が浮かびました。私の目に映る彼女達はとても才能に溢れて素敵なのですが、自信がないと躊躇していることがよくあります。
野村アセットマネジメント中川順子CEO兼社長の記事には

-野村アセットマネジメント初の女性CEOになった理由は何でしょう-
男性と同じように目に見える成果を出したからです。とにかく仕事が好きで、キャリアが途切れても機会をとらえて復帰して長く続けてきたことに意味があったと思います。
野村証券時代から優秀でチャレンジ精神にあふれた人材が周囲に多くいたので、自分でもできるかも、と前向きに考えることができました。実際に性別に関係なくチャンスが与えられたので、期待に応えようと必死で勉強しました」

女性は責任あるポストを示されたときに、自分を過小評価して遠慮するケースがあると聞きます。チャンスが来るのは誰かが期待してくれた証なので、しっかりつかんで欲しいです。

チャンスは期待の証し、誰かの期待に応えるには努力や継続や何かを乗り越えるパワーが必要になるかも知れません。しかし、期待してくれる誰かがいることはとても素晴らしいことだと感じました。