先日、役員を務めている法人会女性部会の活動の一環として、児童館で小学生を対象とした「租税教室」を行いました。女性部会では、次世代を担う子どもたちに、税の大切さや税金が果たしている役割を知ってもらうため、毎年、租税教育活動に取り組んでいます。

今回は、夏休みに児童館を利用している小学1年生から6年生、30名を超える子どもたちが参加。
私は今回、かるたの読み手を担当しました。

最初は「楽しく遊びながら税金を学ぶ」という気持ちでスタートしたのですが、始まってみると、子どもたちの真剣さがすごい!

読み札を読むたびに、
「はいっ!」と勢いよく手が伸び、「取った!」と飛び跳ねる子、悔しくて涙を流す子。勝負に夢中になって、思わず身を乗り出す子。
先生が「手は膝の上」「手は頭の後ろで組む」など、呼びかけをしてくださり、真剣勝負の様子に私はとても緊張しました。たかが「かるた」、されど「かるた」。こんなにも真剣になって、喜んで、悔しがって、時には泣いて。何かに夢中になる瞬間って、素晴らしい。

最後は、お楽しみ。1億円のレプリカを実際に持ってみる体験。
キャッシュレス化が進み、子どもたちにとっても「現金」を手にする機会が少なくなっている今、実際に1億円の重さを体験してもらいました。
「重い!」「すごい!」「持ちたい!」子どもたちの素直な反応に、最後まで場は盛り上がりました。

そして、今回、もうひとつ、とても印象に残ったことがあります。私は普段、大人の方を対象に研修や講座をする機会が多く、参加者の皆さんが静かに話を聞いてくださいます。
ところが、子どもたちは違う。
思ったことをそのまま言葉にして、笑って、飛び跳ねて。その姿がとても新鮮で、そして、なんだかとても楽しそうでした。

「学ぶ」って、本当はもっと自由でいいのかもしれない。

大人になると、いつの間にか「間違えないように」「ちゃんと聞かなきゃ」「こんなことを言ったら恥ずかしい」と、いろいろなことを考えてしまいます。

今回、子どもたちの姿を見ながら、
大人も、もっと笑って、驚いて、思ったことを口にして、夢中になれる。そんな学びの場をつくれたらいいなと思いました。

子どもたちから、私自身がたくさんのことを教えてもらった一日でした。これからも、地域とのつながりを大切にしながら、さまざまな活動に参加していきたいと思います。