日常会話の中でもよく「センスがある、ない」の話になることがあります。
以前とあるテーラーを取材させていただきました。
その時スタッフさんが、「僕、ずっと先輩にお前はセンスの3文字が足りない!って言われてたんですよね~」とお話されていました。

セ・ン・スSENCE とは英語で五感のこと  美的感覚や感性のこと(wikipedia)

五感、美的感覚と聞くと”センス”のハードルが高く感じます。
以前読んだ工藤公康さんの著書 「折れない心を支える言葉」」の中で
“センスは 「ある」 とか 「ない」 とかいうものではない。それは 「磨くもの」なのだ。”と書かれていました。

また、水野学さんの著書「センスは知識からはじまる」の中にある”美術の授業がセンスのハードルと高くしている」は大きく頷かずにはいられませんでした。

セミナー講師をさせていただく中で
「ファッションセンスないから」
「何を着ればいいのか分からないです、センスないから」
「色の組み合わせセンスないんですよ」
とよくご相談を受けます。

私の場合は、おしゃれなファッションセミナーではなく、ビジネスで活用する身だしなみを軸にお伝えしていますので服装のルールを知ればできる内容です。
実際にセミナーで学んだことを実践し「素敵ですね、おしゃれですね、センスいいですね」と周りからの評価が変わったという方はよくいらっしゃいます。

知識を増やすこと、自分を磨くことでセンスが身につくのだなぁとつくづく感じています。